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アラサー女の怠惰なる日々

1月末でジャスサー(JUST30)になりました。そして2月末で無職になります。ジャスサー無職の自由で怠惰なる日々をつらつらと。

ものを書くということ

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今の仕事を始めて、1年が過ぎた。

大学生の時から憧れていた、コピーライターという職業。

 

ライター実務経験無し、広告業界での実務経験も無し、

さらには最終職歴は4年前の営業事務、それ以降はアルバイトを転々と…という経歴で、よく就職できたと思う。

 

1年経って、率直な感想は、「まだ一年しか経ってないのか」ということ。

書いた原稿の多さや種類、案件の多さに、もう2年くらい経ってる感じがする。

 

取材を通してたくさんのことを見て、体験して、知って、とにかく刺激が多い一年。

 

最初は、何もないところから文字を連ねることが楽しかった。

てにをはで迷ったり、文章をじっくりと考えながら形にしていくこと。

そしてそれが印刷物になって、多くの人の目に触れること。

文章を書くことが仕事だという、コピーライターになった実感を噛み締めていた。

日常的に「原稿」や「取材」、「ロケハン」とかの言葉を使うことも新鮮だった。

 

しかし、そうした生活にも慣れ始めたころ。

締切と仕事に追われるようになると、自分の実力不足を実感することが多くなった。

うまい文章を書きたい。読めば文章のうまい下手はわかるけど、自分の文章は明らかに後者。

しかし、前者にするにはどうすればいいのかがわからない。

何を書いても満足のものができず、しかし締切は迫る。

上司のチェックは日本語的な部分と事実確認のみ。

あまりに文章構成がひどい時には指摘されるけど、自分の中で6割くらいの原稿が世に出ていく日々。

それでも仕事が回らず、だんだん遅くなる帰宅時間。

 

さらに、企画やラフを考える仕事も増え、編集としての立場も経験するようになる。

これがまた難しい。

あっちの意向もこっちの意向も踏まえ、さらに記事としてのクオリティを維持する。

これもライターがやらなければいけないの?という仕事が増えてきた。

任された以上はやらなければいけない。わからないなりに、先輩に聞きながら進行。

編集の立場になると、途端に不安事が増えた。

締切に間に合うのか、この企画で良かったのか、クライアントからダメ出しがくるのではないか、今さら大きなな修正が出たら…とか考えると、休日も気が休まらない。

 

業界未経験者が、ベテランたちと肩を並べて仕事をしなければいけないということに、もともと抱いていた不安な気持ちが急激に大きくなってきた。

これまでは先輩たちがクライアントとの窓口になっていたから守られていたけど、自分が窓口になり、責任者として扱われるプレッシャーの大きさ。

任される仕事も大きくなってきたことに伴い、

失敗してはいけない、下手なことを言ってはいけないと思うと、さらに自分を追い込んでしまう。

 

結局一年経った今は、仕事について悩んでいる時間の方が多くなった。

取材をして原稿を書く、それは楽しい。

みんなで一つのものをカタチにしていくことも、なんだかんだで出来上がると安心するし、嬉しい。

しかし、労働環境ってやっぱり大切だなと思う。

 

つまり、残業とか休日出勤の多さに悩んでいる。

もともと仕事とプライベートを割り切るタイプで、自分の時間は絶対に確保したいタイプの私。

残業が多いのを覚悟でこの業界に足を踏み入れたけど、長時間の残業が続くとやっぱり応える。

体にも精神的にも。

朝起きて、仕事して、帰ってご飯食べて、お風呂入って寝る。

このサイクルが続くと、何のために生きているんだろう、と思う。

そしてそんな生活を続けているのに一向に減らない仕事量。心のゆとりがなくなる。

 

さらに、残業に対する周りの感覚がそもそも違うことに気づいた。

残業はするのが当たり前。残業がない日が続くと暇だ、という認識。

さらにバタバタ日が続き、忙しいなと思いながら、なんとか仕事を終わらせて帰るけど

「最近忙しそうだね、帰るの何時?」と社長に聞かれ、

「今週は9時を過ぎることが何度か…(定時は6時)」と応えると

「ああ、でもまだそれくらいか」と言われる。

8時9時はまだ早いらしい。

 

いやいやいや、今、これだけコンプライアンスについて言及されている世の中、残業が当たり前ってのはおかしくないか。しないように対策なり工夫をした方がいいのではないか。

 

当然のことながら、残業代は出ない。

 

早く帰れるなら帰りなさい、という社風だけど、仕事量と伴っていない気がする。

さらに、仕事にヤリガイを感じられればいいけど、今の私はそれを全然見いだせていない。

無になって仕事をこなしている感じ。

そうなると、余計に何のために仕事しているんだろう、と考えるとことになる。

 

もちろん、自分の仕事の遅さがそうさせていることも承知しているけど、ワークライフバランスを大切にとかいいながらそれができない状況。

特に冬から春にかけて、業界的にも忙しくなるからしょうがないという雰囲気も拍車をかけている。

先輩なんか、忙しくなってきてちょっと嬉しそうだし。

夜遅く帰る生活が続くようになると、きたきたーって感じがする。とか言ってる。

 

ほんとに好きじゃないと続けられない仕事だな。と感じている。

そう思うと、自分はどうなのかな、この仕事好きなのかな、と自問自答する日々。

 

辞めたいと思うときは2日に一回くらいあるけど、決定打がないからまだ辞めてないって感じ。

あと、人が少ない会社で忙しくなるタイミングで辞めるのもヒンシュクを買いそうでビビってるというのもあるし、単純に書くだけなら嫌いではない。

 

とりあえずこの冬を越えてみて、今後については考えよう。

と思っているコピーライターでした。

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